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『薄氷の殺人』 


観逃がしていたこの映画をやっと有楽町のヒューマントラストで観た。

薄氷①

この映画のタイトルを最初何と読むのか、解らなかった。
ハクヒョウ?それともウスコオリ?
当然、ポスターにもルピは無い。
迷いながら劇場の窓口で「ハクヒョウの殺人を一枚」と言ったら、
「ボヒョウの殺人ですね」と言われた。
ボクが間違ってたんだと思い、少し恥ずかしい思いをした。

映画を観ながらその事はずっと頭に有った。
どうしてこんなタイトルなんだろうか、と。

内容は、
中国の北部の田舎町でバラバラ殺人事件が発生する。
難事件で手がかりは少ない。
容疑者が浮かぶがその男は姿を消す。
それを追う刑事が主役のリャオ・ファン。
この男、中々味がある。
上島竜平を少し精悍にした感じ。

事件は迷宮入りになり、数年が経過する。


経過明けが面白い。

薄氷④

雪の道端に人が倒れている。
主人公のリャオ・ファンだ。
警察を辞め、女房に逃げられ、酒に酔いつぶれ雪道で寝ていた。
その上、通りがかった男に大型バイクを盗まれ、代わりに小型の軽バイクを置いてゆかれる。
このシーンでスッカリこの映画のトーンが理解できる。
言葉を変えれば、好きになる。

又、同じようなバラバラ殺人事件が起こる。
しがない警備員のリャオ・ファンだがやはり事件が気に懸る。
殺されたのは逃亡中の容疑者の男だった。
前の事件と共通して登場する女が居る。
それがグイ・ルンメイ、殺された容疑者の妻だ。

彼女に付きまとうリャオ・ファン。

決して上等なサスペンス映画ではない。
だが、薄氷の上をスケートで滑りながら二人の関係が近づいてゆく・・・。
氷の様に滑りやすく危険なロマンとでも呼ぶのか。

薄氷③

元刑事は容疑者の妻に惹かれてゆく―――。
だが、
結末はビターな味に決まっている。

薄氷②

大したアクションもスリルもないが、
不思議なテンポとノワール感が漂う映画だ。

田舎町の風景がクールで冷たい。
結末は書かないが、
好きな中国映画だった。



劇場を出た後、
タイトルを調べてみた。
するとやっぱり、「ハクヒョウの殺人」だった。
窓口の兄ちゃんが間違えていたのだ。
するとあの劇場では映画のタイトルをずっと間違えた儘でやっているのか、少し心配になった。
でも、小劇場の悪口は止そう。
多分どこも経営状態は良くない筈だ。
それより、タイトルだが。
原題は「白日焰火(白昼の花火)」だった。
それはそれで良いタイトルだと思う。
劇中でラストに打ち上げる花火が象徴している。

英語タイトルが「Black Coal, Thin Ice」だった。
「黒い石炭、薄い氷」という意味だろう。
それで少し納得した。

今思うに、
この映画の邦題『薄氷の殺人』は一番良いタイトルかも知れない。

もう一つ、女優のグイ・ルンメイ。
何処かで観たなと思っていたら、『海洋天堂』のヒロインだった。
あの時はまだ少女だったのに・・・。












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2015. 01. 30. (Fri) 12:52  [映画コメント:0  トラックバック:0

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