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『インターステラ―』 

この映画を評すのはかなり難関だ。
でも、どうしても一年前に観た『ゼログラビティ』と比較してしまう。
多くの映画評論家は『2001年宇宙の旅』を引き合いに出して語っている様だけど、
ボクの第一印象はそうだった。

インター①

劇画的な面白さでは『ゼロ・グラビティ』の方が勝るけれど、中身の深さではこちらではないかと思うようになってきた。

簡単にストーリーを書くと、
地球が食糧危機や多量の砂煙によって滅亡の危機に瀕している。
そこで、秘密裏に人類の移住先を探す作戦が進行していた。
そのチームに選ばれたのが元NASAのパイロットで今は農夫のクーパー(マシュー・マコミック)だった。
彼には10歳になる娘がいた。
しかし人類の移住計画作戦はタイムワープを行って違う次元の星まで行かねばならない。
それは地球の時間と速度が異なる。
タイムワープの世界ではほんの数か月が地球の100年位に相当する。
従って、クーパーが宇宙に出かけて無事帰って来る頃には娘は100歳位になっている勘定になる。
父に似て宇宙物理学好きの娘との別れが、切ない。
数か月のミッションかも知れないが、生きて娘とは会えない可能性が遥かに高い。

タイムワープの「時の穴」は木星の近くにあるらしい。
ここが『2001年~』と似てる所だが、
兎に角、彼らはそれに成功し人類が移住できそうな星に到着する。
それが題名のインターステラ―という意味らしい。
その星では大変な事が次々と勃発するが、これも省略する。

インター④

この作戦は二つの案があり、一つは今の地球の人類が移住する作戦。
もう一つが、人類の精子と卵子をカプセルに詰めてそのカプセルだけ移住させる作戦だった。

よく考えてみると、人類全部の移住なんて到底無理だと判る。
つまりこの作戦は人類の卵だけ他の星に移住させる計画だった訳である。
物凄く簡単に書けばそんな話だ。
しかしながら、その過程には物理学と云うよりも哲学的考察が幾つも込められている。
相対性理論なんかもそうだけど、詳しい内容はボクはちんぷんかんぷんだ。

インター②

父がはるか遠くの宇宙で冒険の限りを尽くしている頃、
10歳だった娘は大きく成長し、ジェシカ・チャスティンに変わっている。
多分30才くらいの設定だ。
彼女は物理学者らしい。
そして、父が自宅の娘の部屋に残した腕時計のヒントから偉大な発見をする。
ユリイカだ。
それが人類を滅亡から救う重大な発明になってゆくらしい・・・。
というのも、この辺の理屈はボクには良く解らない。
只、ストリーとしてそうなっているという事。

インター③

一方、宇宙の彼方の異次元にワープした父は地球の娘の部屋の本箱の裏に帰って来る。
そこから、10歳の娘だったらり30歳の娘だったりを覗くことが出来るのだが意思の疎通が出来ない。
その時、モールス信号というアナログな手段で娘と意思を通わせるところがこの映画の見せ場だ。

その他、とても書き切れないような出来事が沢山溢れている。
こんなスクリプトの仕込まれ具合は只者ではできない。
流石、クリストファー・ノーランの会心作である。

インター⑤

その上で、ラストは泣かせて喜ばせてくれる。

父の歳を遥かにこえて臨終のベッドに横たわる娘と、今の父の再会。
「きっと帰って来る」といって宇宙へ去った父が約束を果たした訳だ。
泣けた。


そして、同じ作戦の隊員で一度は宇宙で離ればなれになったアン・ハサウェイ。
彼女に会うためにまた宇宙船に乗り込むラストは充分溜飲を下げさせてくれる。

将に、10年に一本位の傑作SF映画である事は間違いないと思う。
しかし、しかしだ。
「血沸き肉躍る」映画の本道から云えば、ボクは『ゼロ・グラビティ』の方を支持すかも知れない。
アイマックスでブルースクリーンを殆ど使わないクリストファー・ノーランの姿勢は高く評価できる。が、
如何せん特撮が奇妙で古臭い。
大津波はチャッチイし、リアル感に欠けるところが多く存在する。
SFはリアリティが勝負だと思う。
宇宙空間ではすべて無重力の筈だが、普通に靴音をたてて歩きまわるシーンが存在する。
それは無いでしょう。
しかも宇宙船の操縦席は船が傾いても平衡を保つように揺り籠状態に作ってある。
その意味がボクには理解できない。
重力が掛からないのだから、その必要は無いはずだ・・・。

しかも、タイムワープの重要なカギが重力という事になっている。
この映画にとって重力はとても重要だと思う。

それに比べ、
『ゼロ・グラビティ』は全て無重力状態の設定にしている。
実際の撮影のワイヤーワークは大変だったらしい。
結果、
最後に地球に戻った主人公が地面に足をつけて歩き出すシーンが感動的・印象的に残っている。

『2001年~』もファーストシーン以外は無重力を拭っていた様な気がする。

ケチをつけるとしたら、そんなとこか・・・。
良い映画だけど、肝心のリアルさが今一歩だったというのがボクの評。










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2014. 11. 28. (Fri) 17:43  [映画コメント:0  トラックバック:0

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