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ヒバゴン 

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「ヒバゴン」を知っていますか?
「ヒバゴン」は「ツチノコ」と並んで、日本の未発見の二大怪獣といわれて久しい。

ボクは少年の頃、実は彼に二度会っている。

一度は、ボクが中学を卒業する春休み。
中学のバスケットボール部の同級のS介と二人で、広島にある比婆山系に連なる道後山に卒業旅行で登った。
夜、道後山の山頂近くでキャンプしてた時だった。
簡単な夕食後、寝る前に便意を催しひとりテントから抜け出し、近くの熊笹の生い茂るころでしゃがんでいた。
辺りは暗闇だったけど、ぼんやり月が出ていたのか、夜露に濡れた熊笹が光っていた。
ボクが座ったすぐ30㎝くらい前に二つの露がぼんやり月に光っていた、と思っていた。
ところがボクが動かないのにその二つの光が突然風もないのに、動いた。
良く見ると、それは夜露ではなかった。
何者か生物の「二つの眼」だった。
その証拠に、その夜月は出ていなかった。
ボクはおもわず後ろにのけ反り、危うく自分の糞の上に尻もちをつくところだった。
奴は、ボクが驚くのを見届けるようにゆっくり後ずさりしながら、逃げて行った…。

一体、何者か?
答えは見つからなっかたけど、その辺りによくいる日本猿ではないのは確信があった。
日本猿は良く見ていた。でも、奴は猿よりも遥かに大きい。

あくる朝。
その事をすっかり忘れかけていたボクが、やはり尿意を催しテン場から離れたところだった。
そして、遠くを見つめチャックを下ろしかけた時、
遥か100メートルくらい先の丘の上から紛れもなく、昨夜見かけた奴がこちらを見ている。
全身を褐色の剛毛に覆われた奴が、昨夜と同じ眼付で此方を見つめていた。
奴は昨夜と同じように、まさにオシッコをちびったボクをあざ笑うようにゆっくり森の奥に消え去った。

これが生涯ただ二度の、「ヒバゴン」との出会いだ。
当時、未だ「ヒバゴン」という名は付いていなっかたし、そんな騒ぎも無かった。
その日の事がとても気になり、ボクは当時愛読していた「少年マガジン」(「少年サンデー」かもしれない)にその時の体験を投稿した覚えがある。

その後、「ツチノコ」などが有名になり、合わせて比婆山系に現れる未知の怪獣として「ヒバゴン」という名前が全国区になって行った。
しかし「ヒバゴン」と呼ばれる怪獣の目撃談を初めて全国誌に投稿し、世に知らしめたのは他ならぬボクなのだと自負している。

この体験談をボクは親しい友人に時々話すことがある。
だからボクの周りには知っている人が多い。

後に、ボクの友人になるひとりが「ヒバゴン」の話をフィーチャーした『ヒナゴン』(原作・重松清、監督・渡辺孝好)という映画を企画した。
彼はその話を聞きつけてボクに取材したがボクはやんわりと断った。
「あれは猿だった」と嘘をついて逃げたのだ。
けれど本音は違う。
あれは「ヒバゴン」なのだ。

後に、彼はボクの良き友人の一人になり、『ヒナゴン』はとても良い映画になった。
渡辺監督とも飲み仲間の一人だ。
でも、その時は「ヒバゴン」の話をボク以外の奴に作らせるわけにはいかない、というのがボクの本音だった。

だから、ボクが見た本物の「ヒバゴン」はいつまでもボクの心の中で生き続けている。
これはボクの青春時代の珠玉の思い出の一つだ。

これは「4月1日」の話では決して、ない。









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2010. 04. 01. (Thu) 22:37  [その他コメント:0  トラックバック:0

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