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『息もできない』 

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久しぶりに、また韓国に新しい才能を見つけた。
ヤン・イクチャン。
この映画の製作・主演・脚本・編集・監督だ。
自分の私財を擲ってこの映画につぎ込んだそうだ。

『オアシス』(イ・チャンドン)とか『殺人の追憶』(ボン・ジュノ)を観た以来の衝撃があった。

このところ、韓国映画は退潮が著しいと聞いている。この映画がそれを吹き飛ばすほどの興行成績を上げるとは思えないが、日本映画は完全に置いていかれてる。
映画を観る前は、『泥だらけの純情』(1963年、中平康)みたいな映画かなと思っていたが、裏切られた。
思い出したのは、金子正次の『竜二』(1983年)だった。

決して新しいジャンルでもないし、奇を衒った演出もない。多少、手持ち撮影が多いが正攻法の演出だ。
なかでも、二人のトラウマになる過去のフラッシュ・バックも的確で秀逸だ。
暴れまくる自分の弟を見て、ヨニ(女子高生)が死んだサンフン(主人公)を追憶するシーン。
その伏線がここでいきてくる。
つらい現実が、更に絶望的な将来を暗示させている。

全編に渡って暴力場面が氾濫する。
しかし、最後は胸が痛くなるほど悲しい。

漢江の河辺での二人の場面では、不覚にも涙が出てしまった。
まさに、「Breathless」だ。
息ができなくなるほど切ない結末だが、意外に後味は悪くない。


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「明日世界が終るとしても僕は今日、林檎を植える」

そんな言葉を、思い出した…。



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2010. 03. 25. (Thu) 11:10  [映画コメント:0  トラックバック:0

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