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『桃(タオ)さんのしあわせ』 

人生にとって、しあわせとは何か?
人は自分の終末をどのように迎えるか?

そんなテーマを優しく語りかける秀作だった。

タオ①


桃(タオ)さんはロジャー(アンディ・ラウ)の一家四代に13歳から、60年間メイドとして仕えた。
そんな桃さんが病気で倒れ、もう家政婦として働く事は出来なくなった。
桃さんは一人で養老院に入る事を決意する。

その桃さんを陰ながら援助するロジャー。

かっては人の世話を生きがいとした桃さんが、今度は自分の世話すら儘ならない。
そんな境遇になっても、気高く、背筋を伸ばして生きてゆく桃さん。

香港のあまり上級ではない養護施設の、人の尊厳も失う環境の中、
桃さんとロジャーのやさしい交流が続く。

子供の頃、桃さんに乳母車であやされたロジャーが、
今度は桃さんの乗った車椅子を押してゆく。


桃さんを演じるのは、歌手・女優として活躍してきたベテランスター、ディニー・イップ。
そして、何といってもあのアンディ・ラウがその桃さんを最期まで見守る心優しい映画プロデューサー役を演じる。
プロデューサーと言っても彼は映画会社の受付嬢にビルの修理人と間違えられる程の地味な役柄。

お話も、実際のプロデューサーのロジャー・リーの一家の本当の家政婦さんの実話が基。

そして、実際の監督やプロデューサー役でツイ・ハ-クやサモ・ハン、レイモンド・チョー等香港の有名映画人が出演している。

タオ②

それを監督したのが、『女人、四十』の香港人の女性監督アン・ホイ。

劇場は関東で一館だけの公開なので、満席だったが…。


この監督のアン・ホイとはボクは少しだけ面識がある。
以前、中国が舞台の日本映画の企画で監督としてオファーした事がある。
そしてその件でテレビの仕事で上海に居たアン・ホイに上海まで会いに行った。
忙しい撮影中だったにも拘わらず、その夜の夕食を一緒してくれた。

ボクより一歳年上で、小柄だけど活発で、理知的な女性だった。

その企画は企画倒れに終わってしまった。


それにしても、このところ香港映画があまり元気が無い。
映画の中で、ロジャーが何度も北京にゆく。
どうやら映画のスポンサー達は北京に居るみたいだ。

北京からの資本がなければ、香港の映画作りも難しいみたい。
そんな香港の映画状況が垣間見れた。

香港の有名監督の多くはハリウッドに渡った。

アン・ホイは香港に残って、香港の映画を撮り続けている。

そんなアン・ホイを応援したくなる。






今回の映画の解説で始めて知ったが、
アン・ホイは香港人と日本人とのハーフだそうだ。
日本語は殆ど喋れないけれど、
聞く事は出来るみたいだった。



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2012. 10. 18. (Thu) 18:17  [映画コメント:0  トラックバック:0

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