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『十三人の刺客』 

十三人の刺客①


このところ、寝る前に読む本はいつも「藤沢周平」だ。
彼の短編は沢山あって、しかも一編を読み終えると眠くなる。
それに読後感が心地よく、とても都合が良い。
頭がすっかり時代劇になっている。

そんな訳で、つい三池版『十三人の刺客』を観てしまった。
退屈はしなかったけれど、
面白くもなし。

松方さんを除いてチャンバラが未熟なのは仕方ないとしても、
少数の男たちが多数の敵を倒す時の、
戦術的スリルと戦略的ダイナミズムが演出にもシナリオにも決定的に欠けている。
だから、だらだらと斬り合いを魅せられてもちっとも緊張感が伝わらない。
悪く言えば、侍たちのなぶり殺し合いを見せられただけの印象が残る。

三池は『ワイルド・バンチ』でも、もう一度見て勉強した方が良いのでは……。


比べるのは止そうと思いながらも、どうしても工藤版を思い出してしまう。
かってボクが高校生の時、白黒の画面で観た工藤栄一監督の『十三人の刺客』。
それは強烈なインパクトがあった。
クロサワの『七人の侍』を凌ぐと言ってもいいくらいの衝撃がボクにはあった。

それから10年後、ボクは幸運にも工藤監督の助監督をする事が出来た。
『傷だらけの天使』というテレビドラマでだ。
工藤さんは将に予想通りと云うべきか、全てが圧巻でユニークな監督だった。
ボクは直ぐに工藤さんのファンになった。

工藤さんの思い出を書けば限がないけれど、
その豪放磊落な印象と違って、早逝した。

三池版に戻すと、
稲垣吾朗が演じたファナティックな暴君役が評判が良いみたいだけれど、
工藤版の菅貫太郎には到底及ばない。

やっぱり、リメークは止めた方がいいよな……。
自戒を込めて。

十三人の刺客③



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2010. 09. 30. (Thu) 11:56  [映画コメント:0  トラックバック:1
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